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ホスピスタ鍼灸・マッサージ院

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院長コラム(健康お役立ち情報)

捻挫の対処法

 X線(レントゲン)で異常がない関節の怪我は捻挫とみなされます。ゆえに捻挫とはX線でうつらない部位のケガの事です。

 足首捻挫は、外くるぶし(外果)の前・下部分に痛み・腫れがあります。

 捻挫による腫れは「関節の緩み」と「骨組みのズレ」から足関節を守るべく、損傷部位に患部が水分を集める事で発生します。

 人体における3つの首(首・手首・足首)体の関所ですから、姿勢制御にも影響を及ぼします。

 足首の捻挫の場合、早期に完治させないと膝、腰痛、首など、いろんな箇所に不調が波及します。

 ゆえに施術により足関節の柔軟性の保持&アーチの確保」を行う事はQOL(生活の質)の向上の為にも重要です。

 それでは以下に、捻挫の痛みへの対処法を確認して参りましょう。

捻挫を解決する6つの方法

  • まずRICE(ライス)処置をおこなう。
  • 腫れ(痛み)が酷い時は、骨折の有無をチェックする。
  • 内返し捻挫は前距腓靭帯の治療がポイント。
  • 足首のツボにファイテンを貼る。
  • タオルギャザー法などのトレーニングを行う。
  • 慢性疼痛への効果的な治療法は鍼通電療法!
  • それでも捻挫の痛みにお困りなら・・・。

まずRICE(ライス)処置をおこなう。

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RICE処置には組織傷害・抑制効果がある

 受傷直後や病院に来ることができないときは応急処置としてRICE処置を行います。


①Rest(安静)=R 運動を中止し、まずは患部を安静にしましょう。


②Icing(冷却)= 氷水で患部を冷やしたり、スポーツ現場ではコールドスプレーなどを使用します。


③Compression(圧迫)=C 包帯などで患部を圧迫します。


④Elevation(挙上)=E 患部を心臓よりも高くあげます。

 これらの処置を行うことで、患部の腫れを防止します。

 
 急性期は、このRICE(ライス)処置により内出血を最小限に抑えることが大切です。

腫れ(痛み)が酷い時は骨折の有無をチェックする。

痛みが引かない場合、骨折の有無を整形外科で確認してください。

 足首の構成はかかと・距骨(きょこつ)・脛骨(すねの骨)・腓骨(すねの外側の骨)で構成されています。

 捻挫後に続く違和感は、この中の距骨(図を参照)が前方にズレている可能性考えられます。

 痛みや腫れが引かない場合、一度、整形外科等でレントゲンを撮られることをお勧めいたします。

内返し捻挫は前距腓靭帯の治療がポイント。

図の前距腓靭帯を含む4つの靭帯損傷へのアプローチがポイント!

 足首の捻挫の多くは足首を内側にひねる(内反捻挫)により発生します。

 この時、(図の右上から)前脛腓靭帯・前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯などの靭帯が・・・。

 伸びたり、切れたり、内出血を起こして腫れ、ひどい場合は歩行困難・骨折にもなりうるのです。

 もちろん急性期か慢性化した捻挫症状により対応は異なりますが、ほとんどの症例で前距腓靭帯へのアプローチが基本になる事を覚えておいてください。

足首のツボにファイテンを貼る。

正しく使用すれば、実は効果の高いファイテン・パワーテープ

 ファイテンパワーテープをご存じでしょうか?

 「ファイテンには効果がない。」、「プラシーボだ!」と言っているコメディカルは多いのですが・・・。

 それは貼る場所を間違っているからではないかと思います。

 足の捻挫でファイテンを貼るツボには足根洞(丘墟)・足臨泣」が特に有効です。

 この位置も若干、個人差がありますので、当院施術の際、お教えいたします。

タオルギャザー法などのストレッチを行う。

タオルを足の指で手前に引くタオルギャザー法

 アイシングが終わり熱感もなくなり、治療により足首捻挫の痛みが取れ始めたら、同時並行で足関節周りのトレーニングを行います。
 
チューブ・トレーニング(足にゴムチューブをかけて足広げ運動)
 
トゥ・レイズ(踵で立ち「つま先を挙げる」運動)
 
カーフ・レイズ(爪先で立ち「踵をあげる」運動)
 
タオルギャザー足の指で「タオルを手前に引く」運動
 
 などが手軽で効果も高いです。他には・・・。
 
外返しトレーニング→膝を伸ばして座り、「足の指を下に向け、そのまま足を外側に開く」運動。股関節から動かさずに足首だけで動かす。

内返しトレーニング→膝を伸ばして座り、「足の指を下に向け、そのまま足を内側に閉じる」運動。

 上記のリハビリを行う事により足首回りの筋力を強化し、改善を早めます。

慢性疼痛への効果的な治療法は鍼通電療法!

慢性化した捻挫症状にも鍼通電療法の効果は高い

 膝より下の足の部分に  鍼通電療法を行います。

 特に、捻挫に一番有効なのは足根洞=丘墟(そっこんどう=きゅうきょ  )くるぶし前方にあるへコみの部分)というツボへの鍼通電療法です。

 はり・きゅうによる経絡(けいらく・気の流れ)の治療で、捻挫の痛みの原因を丁寧に治療して参ります。

(他に使用するツボ)懸鐘・陽輔・光明・大渓・照海など。

それでも捻挫の痛みにお困りなら。

深刻な捻挫への治療なら当院にお任せください。

 文章では分かり辛い方、捻挫症状にお困りなら、是非、当治療院へのご来院もしくは訪問治療をお勧めします。

 

 上述しましたが足首の捻挫は首・腰・膝の痛みへと、他所に不調が波及します。

 歩行異常の一種・いわゆる「びっこ」と言われる跛行(はこう)や体重増加がみられる場合、正しい歩行法・減量法をお教えします。

(※捻挫症状を強く訴える患者様の中に、悪性腫瘍が転移した例がみられますが、これはレアケースです。)

 

 「タオルギャザー法とか面倒くさい!」、「ストレッチとか習慣化できません!」、「ソッコンドーとか良く分からないんですよ。 」・・・。よく患者様から頂くお声です。(*^^*)

 

 当院はそんな患者様にご来院いただき、また訪問させて頂いております。初めての患者様も、是非、お気軽にお問い合わせください。

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