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ホスピスタ鍼灸・マッサージ院

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院長コラム(健康お役立ち情報)

腰痛の対処法

 今回は多くの患者様が悩まされている腰痛についての簡単な対処法をご紹介します。

 これまで治療させて頂いたのは高校教員、消防士、デパート店員、看護師の患者さんです。

 高齢者施設で生活されている利用者様の中にも、運動不足やリハビリに消極的な利用者様が腰痛を訴えるケースが多いです。

 私の経験上、硬く詰まった(硬結)状態の腰の筋肉(腰部筋膜部)での循環障害と(血液の巡りが悪くなる<虚血>)が腰の痛み(痛覚過敏)の原因と考えております。

 しかし、このページでは難しく考えるのではなく、簡単な自宅・施設でできる腰痛の対処法をご紹介します。

腰痛を解決する5つの方法

  • ジョギングは控え、エアロバイクをこぐ。
  • タバコをやめる。
  • 黒酢を味噌汁に入れて飲む。
  • 体を冷やさない。
  • ソファに座らない。
  • 口呼吸から鼻呼吸に変える。
  • 腰痛が出たら「正しい姿勢・動作法を身につけるチャンス」と受け止める。
  • 腰にあるツボ・腎兪(じんゆ)を押す!
  • 上記を留意点などを踏まえ・・・。
  • それでも改善しない腰痛にお困りなら・・・。

ジョギングは控え、エアロバイクをこぐ。

サイクリング(エアロバイク)は腰痛のに効果バツグン!

 足腰と腹筋を鍛えられる自転車こぎ(サイクリング)は腰痛治療に最も適したスポーツの1つと言えるでしょう。
 
 逆に野球やテニスやゴルフなど体をひねったり、柔道や空手などのスポーツは上体を強く反らせ、相手を持ち上げるなどして背骨に強い負荷をかける為、腰痛が治るまでは控える事が賢明です。
 
 行うにしても、準備運動を必ず行い、無理のない程度に楽しむと良いでしょう。そして動作の中で痛みが出たら、その動きは控える事です。
 
 腰痛治療では特に、無理のない範囲での定期的な運動習慣をつけることが大切です社会人もスポーツ選手も、もれなく正しい事務作業時の姿勢、体重移動、フォームの改善を行うことで痛みが少しづつ改善されてゆくのです。
 
※よく患者さんから「ジョギングは腰痛時のリハビリになりますか?」と聞かれる事がありますが、つま先でも地面を踏むウォーキングと比べ、ジョギングは踵から地面を強く踏みこみ腰部に数倍の衝撃を与えます。痛みが強い場合、ランニング量は少なくしてください!
 

タバコをやめる。

タバコが腰痛の原因になることも!

 腰痛を治すにはタバコを辞める事です。タバコを吸うと体の中のビタミンCが減少します。

 椎間板(腰の骨である腰椎と腰椎の間の円盤状のクッション)の主成分はコラーゲンですが、喫煙によって体内のビタミンCが減少すると、椎間板はコラーゲンの合成が進まず弾力性を失ってしまいます。

 そしてタバコに含まれるニコチンも腰部の血流を悪くします。

 すると腰の骨である腰椎と腰椎がこすれ合って、骨棘(トゲ)が作られ、この骨棘が腰の神経を圧迫し腰痛の原因となるのです。

 上に述べた消防士の患者様は「小橋先生、ウソでしょ? 俺が消防士だから言ってるんでしょ?」と笑っていましたがホントです。(笑) タバコは百害あって一利なしなのです。

黒酢を味噌汁に入れて飲む。

黒酢が腰痛に効く!

 「え? 黒酢が腰痛に効くの!? 」って思われませんでしたか? 「はい。意外に効きます。」とお答えしましょう。

 これは整形外科の先生から昔、聞きました。黒酢を毎日、摂り続けると内臓脂肪が減少し、体内のエネルギー効率をよくします。また黒酢のアミノ酸による脂肪燃焼効果で太りにくい体づくりが期待できるのです。(抗肥満作用)

 「太っているということは、背骨に荷重が掛かっている状態である」という事です。

 また太っておなかが出ている人は、バランスを保つために腰を反(そ)る回数も多くなる」のです。そのことが腰の痛みの原因であるケースも多いのです。

 また黒酢に含まれる豊富なアミノ酸は、腰回りの血流改善に高い効果を発揮し、血栓の除去も期待できます。高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立ちます

体を冷やさない。

冷やすのはぎっくり腰など緊急時です。
腰回りは温める事が基本です。

 東洋医学的にも冷えは万病の元です。体が冷えると腰痛に悩まされやすくなります。何故でしょうか?

 ある温泉巡りが趣味の女性患者様が「私は毎朝、冷水シャワーを浴びています。」と話されました。確かに冷水シャワー(スコティッシュ・シャワー)は目を覚まし、肌を引きしめる等の効果もありますが・・・。

 最後、温泉を楽しまれる際も、みぞおちよりも下部分は暖かい湯をシャワーで浴び、入浴を終えてください。

 アイシング(冷やすこと)はぎっくり腰などの急性(急に起こる)腰痛の場合に有効ですが、慢性(普段から腰痛持ちである方)の腰痛には逆効果です。

 デパートやファミレス、映画館、クーラーの効いている部屋で仕事をしている方は、プライベートではひざ掛け等を用意し、体を冷やさないことが大切です。デスクワークの際、足元に遠赤外線マットを敷くのも良いでしょう。

ソファに座らない。

ソファは心地よいけど・・・。
腰痛は悪化しやすい!

 腰痛を治すにはソファに座らないことですソファは座面が柔らかく、背骨が曲がりやすくなります。座面も低いため、背骨やその周りの筋肉を使わない座り方になりがちです。

 ソファに座る時は、なるべく浅く腰かけ、背骨を伸ばす事が大切です。(写真の女性の様に)

 野球選手のイチローはその事を良く知っていたのか、現役時代のテレビ取材時、インタビュアーに「ソファには座らない様にしているんですよ。」と答えていました。

 人に「才覚や雰囲気がある。健康そうに見える。」ということは、その人が良い姿勢であることも含まれています。姿勢は、その人の心の状態を明らかにします。そして、その姿勢は習慣や環境・訓練方法などの影響を強く受けます。

 プロアスリートは徹底した自己分析・フォームのチェック、練習量のみならず、例外なく姿勢の良い方ばかりです。彼らは「一流であるから姿勢が良い」のではなく「姿勢が良かったから一流になった」とも言えるのではないでしょうか。

口呼吸から鼻呼吸に変える。

鼻呼吸は腰痛を解決する一手です。

 人間は鼻で呼吸して横隔膜が上下し、肺の周りの筋肉が連動し、大きく動きます。特別、筋力トレーニングをしなくても、鼻で呼吸するだけで、体幹は無意識にトレーニングされるのです。

 鼻呼吸とは、「鼻から空気を吸って肺に入れて鼻から吐く」一連の動作をいいます。当然、ねこ背や姿勢の悪さは、口呼吸によって体幹の筋肉が落ちた結果です。

 その意味で、姿勢を良くし、腰痛を解決するためにも鼻呼吸は有効なのです。

腰痛がでたら「正しい姿勢・動作法を身につけるチャンス」と受け止める。

痛みが出た時は正しい体の使いかたを再考する大チャンス!

 腰痛は、いかに再発させない姿勢や身体の使い方を身につけるか、その方法を考える好機です。

 折角、良い治療を受けた直後は姿勢もただされ、体の動きも正常化されますが、ストレスの多い日常生活で、つい視線が下がってしまう患者様が多く見受けられます。

 視線が下がる(下を向く)と頭部が前に垂れ、背中も丸まってしまうので、視線は常に上方におく事が大切です。ストレスの多い職場環境下では、つい下を向きがちになりますが、これも好ましくありません。

 しかし、すべての痛みは「自らの身体の使いかた(姿勢・動作法)を見直す契機ととらえられます。前向きな考えを維持できるという事は、ストレスにも強いという事です。メンタルヘルス(前向きな考えの維持)とフィジカルヘルス(体の痛み)は相関関係にあります。

腰にあるツボ・腎兪(じんゆ)を押す!

腎兪の自己マッサージは
腰痛に非常に効果アリ。

 腎兪(じんゆ)は腰にあるツボ。 「一番下の肋骨の先端辺りの高さで、背骨中央から左右、指2本分くらい外側に移動した部位」に位置します。(図参照)

 東洋医学で「腎」は、両親より受け継いだ先天的エネルギーの貯蔵庫で「幼少時の成長発育、生殖、老化」等に大きく関与するとされます。

  腎兪は慢性的腰痛に効果があります。他、腰から脚にかけてだるい・腰が冷える・男性のED・月経不順・不妊症・老化・排尿困難、頻尿など の症状改善にも役立ちます。

 未症状でも妊活を始めたい方、若々しくいたい方にも腎兪の継続的なセルフマッサージはオススメです。

※ツボ療法はとても効果的です。他、中封、陰陵泉、承山、行間、太谿と言うツボも有効です。来院時訪問時にはそちらのツボも用い、治療を勧めてゆきます。

上記の留意点などを踏まえ・・・。

 私達は西洋医学・東洋医学・中医学・リハビリ・コンディショニングの要点を誰よりも分かりやすく説明できます。

 加えて当院の腰痛の施術では・・・。

①寒さを防ぎ、冷えや湿気、寒湿の邪気を除くこと。(経脈内の気血の循環を良好に保つ。)

②中医学的に肝臓と腎臓の機能を改善すること。

下半身全体の筋肉強化を行うこと

 上記3つの方針も基調に施術を行います。

それでも改善しない腰痛にお困りなら。

腰痛治療は一見、難しいようですが
原因を突き止めれば簡単です。
精神論に逃げてはなりません。
物理的に治す視点が重要です。

 それでも腰痛にお困りなら、是非、当治療院へご来院、もしくは訪問治療を1度お試しください。間違った医療情報を実行し続ける事で、腰痛を慢性化させている患者様が本当に多いです。その状態にとどまっていると、いつまでも軽快に向かいません。

 有名治療家や大学の先生方、ゴッドハンドの先生方がどんなに良いリハビリ法を書籍や動画でお伝えくださっていても・・・。

 患者さんの中で、自己流になっていたり、良いと思い込んで実行した対処法が、かえって腰痛を悪化させていたりすることも多いのです。

 腰痛に有効な治療法の1つに鍼通電療法で、腰部の硬結(硬く詰まった筋肉の痛み)を一気に取り、筋膜リリースを組み合わせ、まず腰痛の原因のすべて取り除きます。(2,3回の施術が必要)

 後に、写真や文章では解説の難しい腰痛治療のコンディショニング法を、直接、お教えします。

 私の治療経験上、私達が提示するプログラムに沿った治療・リハビリを忠実に行い、アドバイス通りの生活を心掛けた方ほど症状改善は早い印象を持っています。

 「そんなこと言わずに先生の腕で一発で治してくださいよ。」、「腰痛体操とかメンドくさくって・・・。」、「酒とタバコ位しか楽しみとかないんですよー。」・・・。

 当院はそんな患者様にご来院いただき、また訪問させて頂いております。初めての患者様も、是非、お気軽にお問い合わせください。

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