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ホスピスタ鍼灸・マッサージ院

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院長コラム(健康お役立ち情報)

狭心症(心筋梗塞)の対処法

 当院では労作性狭心症の数名の患者さんを担当しています。

 患者本人の発作時の辛さは、病院勤め時代から何度も目の当たりにしています。

 労作性狭心症は、常に決まった動作をすると発作が起こることが特徴で、痛みの性質としては、胸に当てた手のひらで、グッと押さえつけるような痛みが特徴です。 

 急な発作として、胸の真ん中から少し左あたりが、圧迫され「胸➡左肩➡左腕」or「喉➡顎➡歯」に広がる症状が5~10分続きます。

 心臓を包み込む冠動脈に動脈硬化が起こると、狭心症は心筋梗塞に移行しやすくなります。

 血管内部が多少、狭くとも、かろうじて元に戻るのが狭心症、戻らないレベルで血管が詰まっているのが心筋梗塞です。

 狭心症治療においても、動脈硬化が、今以上、進行しないように・・・。

 血糖値のコントロール、高血圧症の予防、中性脂肪・コレステロール・塩分の取りすぎに注意すれば、心筋梗塞までに至りません。

 では、どういった日常生活・食生活が狭心症の発作に有効なのでしょうか? このページでは、ご自身で出来る狭心症発作の予防法・養生法を紹介します。

狭心症を楽にする7つの方法

  • 脱衣所・浴室・トイレの温度差に気を付ける。
  • 有酸素運動で動脈硬化をやわらげる。
  • レジスタンストレーニング(筋トレ)を取り入れる。
  • 排便時にいきまないこと。
  • カリウムを含んだ食べ物を食べる。
  • カカオ(ダークチョコレート)を食べる。
  • やっぱりタバコは百害あって一利なし。
  • それでも狭心症にお困りなら・・・。

脱衣所・浴室・トイレの温度差に気を付ける。

 冬は温かいところから急に寒いところに行くなど、急激な温度の変化によって心臓に負担がかかることがあります。
 
 入浴する前には、前もって浴室と脱衣所を温めておきます。脱衣所には暖房器具を置き、服を脱ぐ前に十分に温めるのです。
 
 お湯の温度は、夏は38度程度、冬でも40度前後にします。肩までつかると心臓に負担がかかるので、みぞおち辺りまでにしましょう。

有酸素運動で動脈硬化をやわらげる

有酸素運動は血圧を下げ、血液の循環をよくし、動脈硬化を防ぐ

 心臓リハビリテーションの運動療法で取り入れたいのが「有酸素運動」です。

 有酸素運動は、血圧を下げ、血液の循環をよくし、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。

 また有酸素運動は、内臓脂肪をエネルギー源として利用するため、動脈硬化の要因となる内臓脂肪型肥満の解消にも役立ちます。

 有酸素運動にはウォーキング、ジョギング、 水泳、サイクリング、カラオケなどがあります。

 適度に水分を補給し、 無理せず休憩しながら行う事が大切です。

レジスタンストレーニング(筋トレ)を取り入れる

筋肉量が増えると基礎代謝が高まり、楽に体を動かせるようになる!

 有酸素運動に加えて、レジスタンストレーニングとは、筋力トレーニング、いわゆる筋トレのこと。

 筋肉が増えると基礎代謝が高まりますし、楽に体を動かせるようになり、運動を続けやすくなります。 

 レジスタンストレーニングを心臓リハビリテーションとして行うときに大切なのは、息を止めないで行う点です。

 息を止め、力をこめるほうが、筋肉に大きな負荷をかけることができますが、そのぶん、心臓にも強い負担がかかってしまうからです。

排便時にいきまないこと。

いきんで力を入れると血圧が上がり、 発作の引き金に!

 便をする時にいきみ過ぎると、血圧を上昇させて心臓に負担をかけることになります。

 便がなかなか出ず、息を止めてグッと力を入れる瞬間に、血圧が上がり腹部も圧迫されます。

 また、いきんで前屈みになる事で腹部や下肢も圧迫され、血流も悪くなります。

 便秘がひどい人は、野菜のカサが減ることで、大量に食物繊維が取れる鍋を食事に頻繁に取り入れる事をお勧めします。

 腸内環境が整い、肛門の周りを汚さない一行の便が出る様になれば、便秘は解消されます。

カリウムを含んだ食べ物を食べる。

昆布、わかめ、ほうれん草、海苔、コーヒー、アボガド、バナナはカリウムが豊富!

 塩分の取りすぎで血圧が上がるのは、体内のナトリウム濃度が上がるためです。

 ナトリウムの濃度が上がり、細胞内に入り込んでくると、体はナトリウム濃度を下げるため、体内の水分量を増やそうとします。

 すると、血量が増え、血管を圧迫する結果、血圧が上がるのです。

 しかし、体内にカリウムが豊富にあると、細胞にカリウムが取り込まれ、代わりにナトリウムが腎臓でろ過されます。

 そして尿と同時に排出される事で血圧を下げる事ができます。

 カリウムは昆布、わかめ、素干し、ひじき、海苔、コーヒー、アボガド、バナナに多く含まれます。

カカオ(ダークチョコレート)を食べる。

抗酸化作用のあるチョコレートは動脈硬化を防ぐ効果が見込める

 世界的にも動脈硬化の予防改善にチョコレートの効果を認める論文は多く存在します。

 カカオ(ダークチョコレート)を加えた食事には・・・。

①LDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑制する。

②HDL(善玉コレステロール)を増加させる 。

 という研究結果がいくつもあります。

  チョコレート(カカオ100%が好ましい)の摂取量が多い程、糖尿病の合併症の緩和、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞を未然に防ぐ効果も高くなると報告されています。

  LDL(悪玉コレステロール)が酸化される事により、動脈硬化は引き起こされるので、抗酸化作用のあるチョコレートは動脈硬化を防ぐ効果があるのです。

やっぱりタバコは百害あって一利なし。

たばこを吸う人は、吸わない人にくらべ死亡リスクは1.6倍!

 狭心症・心筋梗塞などの心臓病に悪影響を及ぼすのは・・・。

 タバコに含まれる①一酸化炭素と「②ニコチン」です。

 この両成分の何が、医学的に体に有害であると言われているのでしょうか・・・?

 「①一酸化炭素」は、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを酸化させ、「酸化LDLコレステロール」に変えてしまい、結果的に動脈硬化を促進させます。

 また一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合して、全身に届く酸素を減らすため、運動中の胸痛発作の遠因となるでしょう。

 「②ニコチン」は、ストレスホルモンの分泌を促して交感神経の働きを高め、心拍数を増加させ、血管を収縮させます。そのため血圧は上昇し狭心症発作の誘因となります。

 このストレスホルモンには、血小板を固める作用もあるため、血栓が作られやすくなり、心筋梗塞のリスクも高めます。

それでも狭心症にお困りなら。

狭心症への治療なら
当院にお任せください。

 それでも狭心症にお困りなら、是非、当治療院へご来院、もしくは訪問治療を1度お試しください。

 

 間違った医療情報を実行し続ける事で、狭心症を悪化させている患者様が本当に多いです。

 

 しかし、その状態にとどまっていると、いつまでも軽快に向かいません。

 「狭心症の治療で、なぜ、ホスピスタの先生方が背中に鍼灸治療をするのか最初は分からなかったんですよー。」と話される方が多いですが、この理由は治療結果が出た後にしっかりご説明申し上げます。

 狭心症の場合も、治し方が自己流になってしまったり、良いと思い込んで実行した療法が、狭心症を悪化させていたりする事が多いのです。

 「いやぁ、そんなこと言わずに先生の腕で一発で治してくださいよ。」、「野菜とかさぁ、そんなに食べれないんですよー。」、「カカオチョコレートって苦いじゃないですかー。」・・・。

 当院はそんな患者様にご来院いただき、また訪問させて頂いております。初めての患者様も、是非、お気軽にお問い合わせください。

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