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ホスピスタ鍼灸・マッサージ院

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院長コラム(健康お役立ち情報)

うつ病の対処法

 当院にご来院される患者さんで、首・肩・腰の痛み、頭痛を訴えられる患者様の中に、うつ病を疑われる患者さんが稀にいらっしゃいますが、とにかく真面目な方が多いという印象があります。  

 うつ病の原因として、若い患者さんは対人関係を原因とするケースが多く、高齢者の場合、肉体的・精神的な衰えを原因とするケースが多い様に思われます。

 うつ病とは無理を続けた結果、バーンアウト(燃え尽き症候群)を起こした心と体の悲痛な訴えなのです。

 当院では、どうすれば再発のない鍼灸施術を行い、患者様に正しい姿勢や・身体の使い方を身につけて頂けるかの工夫を最優先しています

 今回は、自宅・施設でできるうつ病の対処法をご紹介します。まずベーシックな健康習慣を実行する事で心身面の土台を作り上げ、その上で正しい治療を受療する事が大切です。誤った治療を行う事でかえって、うつ病の症状を悪化させている様に見受けられるケースを多く散見します。

うつ病を解決する7つの方法

  • まず周囲の対応について。
  • 長期化させない方が治りやすい。
  • 精神と肉体の健康の相関関係を知る。
  • 朝日を浴びる。
  • アロマテラピーを行う。
  • 姿勢を整え、瞑想を行う。
  • サプリメント・アマニ油を摂取する。
  • 頭のてっぺんのツボ・百会(ひゃくえ)を押してみる。
  • それでもうつ病にお困りなら・・・。

周囲の対応について。

 落ち着いて冷静に、本人の話を聞くことが大切です。コツとしては、患者本人に寄り添い、理解を示すこと。
 
 よく、うつ病患者様は「死にたい気分です・・・。」等と言われます。(希死念慮)そういった話を聞く場合も、決して慌てたりしない事が重要です。
 
 また本人の為を思って「ちゃんとしなさい。」、「甘えないで!」等と言うのは逆効果。むしろ「大変だったね。」、「辛かったんですね。」と共感することが重要です。
 
 その点を踏まえ「死なないでほしい」旨を誠実に伝え約束し、守って頂けるよう共有しましょう。
 
 うつ病の人は真面目な人が多く、こういった約束は守られることが多いのですが、危険性が高ければ必ず主治医(精神科・心療内科の医師)に相談してください。
 
 その点を踏まえて・・・。
 

長期化させない方が治りやすい。

 うつ病の症状が落ち着き安定している状態を「寛解(かんかい)」と言い、その「寛解状態」が大体6カ月以上で「快復」したとされます。
 
 この「快復」の後、うつ症状が悪化する事を「再発」といいます。

 うつ病と向き合うという事は、この「再発」との戦いなのです。「うつ病を治す」という事は半年~7,8年という長期間、再発防止に努め、医師の薬物療法・カウンセリングと併用しながら、症状を抑え込むライフスタイルを確立する事に他なりません。

 しかしこの努力をうつ病患者自身で行う事は至難のワザなのです・・・。

 うつ病は「長期化させない方がずっと治りやすい」のです。症状が軽いうちに、早期発見・早期治療した方が治りやすい。

 というのは、うつ病に1年半~2年以上、悩んでいると、その後、何度も再燃を繰り返す患者様が多いからです。

 そして、うつ病はその再燃回数が多いほど難治化するのです。

 患者様がうつ病と向き合い、社会適応に向けた努力の継続をできるよう、何より家族が患者の環境(住環境を清潔に保ち、食事・栄養を正し、家族は出来るだけ受容的に関わる等)を整え、治療方法を再考し続けなければなりません。

 治療を行っているにも関わらず、経過が思わしくない場合は、その療法が効を奏していないということ。

 その際も、本人のみならず家族がセカンドオピニオン先を探す等の行動を検討します。 

精神と肉体の健康の相関関係を知る。

 うつ病罹患時の初期では身体の痛みを訴えることも多く、当院では「首・肩・足」に痛みを訴える患者様が多いです。

 これは・・・。メンタルヘルス(精神的健康)とフィジカルヘルス(肉体的健康)は相関関係にあると言う事を示します。

 

 まず、うつ病の場合、体にかかるストレスを減らし、「肺活量増加を促す座り方」をマスターする事も大切です。(こちらでお教えします。)

朝日を浴びる。

朝日を浴びセロトニンを増やす事で
うつ症状は軽減する。

 人の体は夜になると眠り、朝に目が覚めるようにできています。このサイクルは25時間周期でできており「サーカディアン・リズム」と呼ばれます。

 朝日を浴びると、精神を安定させる効果のある脳内のセロトニンが増加します。

 その過程で、体内時計の1時間のずれが解消され、1日24時間のサーカディアンリズムにリセットされます。すると自然と生活リズムが調整され、うつ病回復の一助となるのです。

アロマテラピーを行う。

アロマテラピーは自律神経のバランスを良好に保つ。

   緊張・イライラ・不安感などのストレス反応は、自らの意志ではコントロール出来ない自律神経が深くかかわっています。

 つまり、仕事や対人関係のストレス反応による交感神経の優位状態を、副交感神経が優位に働く状態に変える事が大切です。

 ストレス反応による体の緊張を和らげ、うつ状態の心を落ち着かせる時間を持つことも大切です。

 アロマテラピーは睡眠中や安静時にはたらく副交感神経を優位にし、うつ病患者様の心を安定状態に導きます。

姿勢を整え瞑想を行う。

呼吸とうつ病の
感情の動揺には深い関わりがある。

 瞑想時は「背すじが伸び、その他の体の部分は力が抜けている状態」 が理想です。鼻から息を吸い込み、細く深く長く、口から息を吐きだします。

  途中で仕事や家事のこと等を思いつき、雑念が浮かぶこともあるでしょう。

 その場合には「雑念、雑念・・・。」と心の中でつぶやいて気持ちを切り替え「戻ります」と唱え呼吸に意識を戻します。

 そして「今・この瞬間」に意識を向け、悩みにとらわれない心の状態をめざします。

口に入れるものがうつ病の状態を大きく左右する。

アマニ油をティースプーンで一杯のむ。

 うつ病にはビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、鉄などの無添加サプリメントがオススメです。

 また「オメガ-3脂肪酸」という栄養素を豊富に含む亜麻仁油を味噌汁などに、ティースプーン一杯混ぜるとうつ病解消の効果が高いとされています。

 また肉よりも魚を食べる事です。青魚にも「ω(オメガ)-3脂肪酸」は含まれ、うつ病に有効であると考えられます。

 国立がん研究センターの調査でも、肉よりも青魚などの魚介類に切り替える患者様の方が、うつ病の予防に成功し、また再発も起こしづらい事が分かっています。

 精神疾患を抱えている人は生きる意欲や希望を持てずに食生活も乱れがちです。少しづつでも構いません。コチラ「食養生による各疾患への対処法」も読んでみてください。

頭のてっぺんのツボ・百会(ひゃくえ)を押してみる。

頭のてっぺんにある百会(百会)と言うツボを人差し指で頭の中心に向けて10回押すと効果的。

 中医学的にうつ病は「肝気鬱結(かんきうっけつ)」、「肝気鬱滞(かんきうったい)」の状態とされます。

肝気とは、(陰部〜胸部〜咽喉〜額(ひたい)〜頭頂部(頭のてっぺん)までを一本の線で結んだライン(肝経)に通る気の流れです。

 肝気鬱結とは、精神的ストレスによる症状を指しています。女性に多く見られる状態です。

 精神的ストレスによる抑うつ状態(気分の落ち込み)は、多くの病気を悪化させます。逆に多くの病気は、患者に抑うつ感を与えます。(心身相関⦅しんしんそうかん⦆・心と体の健康はつながっているという意味です。)

 うっ結した肝気は「嘔吐、げっぷ、胃酸の逆流、食欲不振など、消化器系に影響して全身の機能低下をもたらし、気の流通を滞らせます。

 ②肝気鬱滞すると、肝経が通っている気の流通が停滞し、胸の煩悶感・乳房・下腹部に腫脹感や痛みを感じるようになります。。

 当院の鍼灸施術では精神安定作用・胃腸蠕動運動の改善作用のあるツボを使います。

 (うつ病患者に当院が用いる経穴(ツボ))

 百会(ひゃくえ)、労宮、三陰交、内関、 神門、気海、壇中、内関、期門、太衝、陽陵泉、支溝などです。

それでも、うつ病にお困りなら。

難しいと言われるうつ病治療
当院にもお任せください。

 うつ病患者様の苦しみは、どの病態の患者様よりも計り知れない辛さがあります。

 

 ゆえに当院の鍼灸治療においても、取り上げないわけにはいかないのです。

 

 解決しないうつ病にお困りなら、是非、当治療院へご来院、もしくは訪問治療をお試しください。

 

 当院はうつ病に対し中医学の伝統的な鍼灸治療法に基づき、効果を挙げるべく最上の鍼灸治療をご提供しております。

 

 うつ病への鍼灸治療は副作用のリスクも低く、上記に紹介した医師や心理師のカウンセリング等と併用されても良い治療法です。

 

 鍼灸治療により分泌される脳内神経伝達物質のエンドルフィンはドーパミンの分泌を促し、うつ病への効果も抜群です。

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